マーケティング型とアート型、
2つのビジネスアプローチの
決定的な違い

どうも、やまけんです。

アート型ビジネスとは何か?については別記事で説明しましたが、一般的なビジネスを「マーケティング型」とした場合、アート型ビジネスとの違いについてこの記事では扱います。価値観の違いからビジネスのやり方まで、この2つのアプローチの決定的な違うポイントが6つあるので、それぞれの要素についてわかりやすく解説していきます。

あなたはどちらが自分に合っているか、考えながら読んでみてくださいね。

マーケティング型と
アート型の違いそもそも

①目指すゴールの違い

そもそも一般的なマーケティング型って、どうしても「売上を伸ばせるだけ伸ばす」っていう考え方が強いですよね。起業塾とかだと、特にその傾向が強い気がします。

それ自体は悪いわけじゃないけど、売上実績を上げている人=すごい人、偉いって見られたりする空気感、ぼくは好きじゃないです。別に売上って1つのものさしでしかないからね。あとは、売上がすごい上がってても人として尊敬できない人もいっぱいいるでしょ。

でも、アート型ビジネスの場合は「LIFE>BUSINESS」という考え方、つまりビジネスよりも自分の人生に価値をおいているので、稼いでいる人が偉い、なんてことはないですよね。本人が「これくらい稼ぎたい」って思う金額を稼げばいいし、稼ぐ必要のある金額を稼げばいい。それは、本人が自分の人生に何を求めているかによって違うからです。

だから、そこは価値観が全然違うんです。

②行動に対する考え方の違い

この価値観の違いから、ビジネスにおける様々なことがが変わってくるんです。

たとえば、行動に関していうと一般的な起業塾だと「決めたことはちゃんとやれよ!」って怒られるでしょ?ぼくも昔は短期で売上をあげる起業塾をやっていた時は「ちゃんとやりましょう」って言っていました(笑)。

でも実際問題として、決めたことや言われたことをできないってあるじゃないですか。その原因って結構根深いところにあると思うんです。

それって何らかのブレーキがかかっている状態なんですよね。自分が大切にしたい価値観とぶつかっちゃってるとか。なので、そのブレーキの原因をちゃんと特定して、取り除いてあげたら、行動できるようになるだけじゃなくて、その人の幸福度も上がるんですよ。だからアート型ビジネスでは「行動できないことが問題じゃなく、自分独自の価値観が明確になってないことが問題」っていう捉え方でアプローチをしています。

③関わり方の違い

関わり方も違います。マーケティング型は、売上を上げる方法を一方的にアドバイスするっていうことが多いですよね。コンサルタントとか起業塾の先生が、自分の能力や経験をベースにした方法を、これが唯一の正解みたいに押し付けてくるって経験ありませんか?

アート型はその人の個性をちゃんと理解した上でアドバイスするんです。本人が人生でどうしたいのか、好みやこだわりは何なのか。それは本人しか分からないから、ヒアリングを徹底的に行った上で、アドバイスします。

マーケティング型だと、どうしても「こういうやり方が正しい」っていう上から目線の関係になりがちですけど、アート型は信頼関係をベースにした横並びの関係でやっていきます。共通のゴールに向かっていくっていうよりも、一人ひとりのゴールが違うから、それを尊重しながらサポートしていく、みたいな感じです。

④サービス設計の違い

サービスについての考え方も違います。マーケティング型はマーケットのニーズをくみ取って、「売れるサービスを作る」っていうビジネスのやり方です。だから売りにくいサービスを作るのはやめた方がいい、って言われることも多いです。実際その方が、短期で見ると結果は出やすいですしね。

でも、アート型は本人の主観を大事にするので、ニーズがなくても本人が本当にやりたいと思ってるサービスを作ることは全然あります。本当にやりたいことをサービスにできたほうが、絶対に働く楽しさは増えるんでね。

これをOKにしてるのは、売れにくいサービスがどうやったら売れるようになるのかの方法論を確立してるからです。アート型ビジネスの理論の中で、作るのに一番苦労したことの1つがこれです。「情報を整理し、外的コンセプトを作る」という独自の考え方で、売りにくいサービスが売れる状態を作り出しています。

⑤稼ぎ方の違い

稼ぎ方でいうと、短期で売上を上げるためには、高額商品をパッケージ化するのが一番分かりやすいですよね。ぼくも売上重視の起業塾を主宰していた時は、そう教えてました。

でも今は「自分がやりたいこと=アートワーク」と「アートワークを実現する働き方=美しいライスワーク」に分けることを推奨しています。もちろん、一緒の人もいますし、分けない方が良い人もいます。

たとえば、人を短期で痩せさせることが本当にやりたいことだってなったら、それで困っている人は多いのでマネタイズしやすいです。ただ、心と身体のバランスがいい健康な人を増やすことがやりたいことだって人は、ダイエットに比べると提供したいことの抽象度が高いので、商品化しても簡単には売れづらい。

でも、短期で売りにくいからって、本当にやりたいサービスをあきらめちゃうのはもったいないから、本当にやりたいことは時間をかけてそれが売れるように形にしていくのが大事です。

その際、できるだけストレスがかからないことで、かつ短い時間で必要なだけの売上をあげられるサービスを別で設定する。これが、美しいライスワークとアートワークを分けて組み立てるということです。

⑥集客方法の違い

最後は集客です。マーケティング型の起業塾だと、SNSのノウハウとか、最新のテクニックとかを教わることが多いですよね。「とにかく大量行動しましょう!」みたいな。

確かに大量行動が大事な時期もあるし、SNSのノウハウも大事ですけど、ぼくは「選ばれる理由を言語化する」ことの方が絶対大事だと思っています。「なぜ、あなたから買いたいのか?」「あなたじゃなきゃダメな理由は何なのか?」っていうことを明確にすることが、集客の一番の近道だと思っているからです。

一般的なマーケティング型ビジネスでは、例えば半年の継続講座とかだと、徹底的に行動量を増やす環境を作ることが多いんです。ライザップに通うのと同じようにその期間中は頑張れる。環境の力で。だから結果は出やすいんですけど、やっぱり無理をしていることもあるから、その環境から出たらリバウンドしちゃうっていうケースが多いです。

集客はずっとやっていくことなので即効性じゃなくて持続性が超大事。だから、ぼくたちは「美しい集客の仕組み」といってますが、本人の好み、能力、使える時間、体力などに合わせて、その人にあった持続可能な集客のやり方を、一緒にカスタマイズして作っていくことをやってます。

どちらを選ぶ?

こんな感じで、マーケティング型とアート型って結構違うんですが、アート型ビジネスが目指していることは「理想のライフスタイルを実現」なので、自分にとってどっちのビジネスが理想を実現しやすいか、一度考えてみてはいかがでしょうか?

ビジネスは単に収入を稼ぐための手段だから、自分のこだわりとか自己表現とか関係ないってタイプだったらマーケティング型の方が向いています。でも、長く続けられる、自分らしいビジネスを作りたいなら、アート型の考え方の方が向いてると思います。

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