かとう 麻子(かと)さん

9期から天プロに入る。
「棺桶に入れてもらう本を、私は書きたい。」

天プロとの出会い

1.

忙しさの中で、
本当に作りたいものを
後回しにしていた

私はいま、41歳で大学に通いながら仏教・密教を学んでいます。
仕事は「モチベーター」。
Instagramで自己啓発や心の整え方を発信したり、講座やオンラインサロンを主宰しています。

けれど、天プロに出会う前は、いつも時間に追われていました。
本当は長期講座を作ったりもしたかったけれど、毎日、目の前の仕事に忙殺されていたんです。

「もしかして、1人で作るべきじゃないのかもしれない」そんな小さな声が、心の奥から聞こえていました。
2024年の初め、その声に従って一歩を踏み出したのが天プロとの出会いです。

直感で飛び込んだ
天プロ

いくつもの講座の説明会を見てきた中で、天プロだけは空気が違いました。
趣旨、話している人たちの表情、空気感、言葉の使い方。

もし自分が受講生として出るならここだ。
その直感を信じて、天プロに飛び込みました。

自分の「デコボコ」を
知ることが「やさしさ」の
始まりだった

天プロに入って一番の気づきは、自分の「デコボコ」――つまり得意・不得意の輪郭がはっきりしたこと。
これまでは「みんなできるでしょ」「当たり前でしょ」と思っていたことが、実はそうではないと気づいたんです。

あるとき、インスタ運用の話を熱く語っていた私に、やまけんさんが「脳筋やな」「叩き上げやから」と笑いながら言いました。

その一言でハッとしました。
「これ、普通じゃないんだ」と。
自分の基準が高すぎた。

そして、無意識のうちに人にもそれを求めすぎていた。この気づきが、私に「やさしさ」を教えてくれました。

忙しさを整理し、
「時間」を取り戻した

初回の個別相談で、ずっと言い続けてきた「時間がない」という悩みを整理してもらいました。仕事が分散していた私は、無駄な忙しさに縛られていたんです。

ビジネス設計を組み直して、「講座を軸にした働き方」に変えたら…
不思議なほど、時間が生まれました。
ずっと作りたかった長期講座も、半年で形にすることができました。

「やったぜ!」って思いました。「忙しいのは仕方ない」なんて、思い込みだったんです。

未来のビジョン

広げたい、
つながりたい

今は、講座の参加者をもっと広げたいと思っています。女性が多い講座ですが、最近は男性も増えてきました。いつかは、男女比5:5くらいにしたいです。
夫婦や親子で一緒に学ぶような形も理想です。
「学び」や「心の成長」が、誰かと分かち合えるものになるように。
そんな未来を描いています。

天プロとは?
私にとっての「部室」

私にとって天プロは、大学時代に入り浸っていた美術部の「部室」みたいな場所です。
そこには、油絵を描く人も、陶芸をする人もいて、みんな違うことをしているのに、なぜか調和している。
お互いの「好き」を認め合う空気。

天プロもまさにそれです。
同質化ではなく、多様性が自然に並んでいる場所。
そのごちゃごちゃ感が、居心地の良さなんです。

棺桶に入れてもらう本を、
私は書きたい

これから実現したいのは、本を書くことです。
ただの本ではなく、「経典になるような本」。

各家庭に1冊。
できれば2冊。

1冊は棺桶に入れてもらって、もう1冊は「困ったときに開きなさい」と残していく。
もしくは、アパホテルの引き出しにあるような(笑)。

そんな本を出すことが、私の夢です。