


渡辺 美香子(みかこ)さん
7期から天プロに入る。
画家歴40年。全国で170回以上の個展を重ねながらも、「私なんて」「才能がない」とずっと苦しんでいた。
天プロで「幸せの土台」を見つめ直し、「私は私でいい」と言えるように。以前なら口にすることも怖かった夢を、今はたくさん描ける。
天プロに入る前と入った後の変化


1.
40年描いてきたのに、
心は空っぽだった
気づけばもう、色鉛筆を30年以上握ってきました。
全国の百貨店で170回以上個展を開き、「すごいですね」と言われることも多かった。
でも、私はずっと「これでいいのかな」と思っていました。
描くのが好きだったはずなのに、いつしか「商品を作る人」になっていて、「自分の絵に、もう需要がないんじゃないか」と感じていたんです。
「才能がないのに、画家を名乗っていいのか」
そんな自分を責めるように筆を動かしていたから、心はずっと重たかったです。

1.
自分を責めるのをやめて、
「私は私でいい」と
思えるように

天プロに出会って、最初に言われた言葉が印象的でした。
「ビジネスの前に、“幸せの土台”を整えよう」
それまでの私はいつも「自分は間違っている」と思って生きてきた。
人の意見を優先して、合わせてばかりの人生。
でも天プロで、「自分の感じたことを信じていい」「自分がいいと思うものを、いいと思っていい」そう教わったことで、ようやく「自分の声」を取り戻し始めたんです。
今では、 「私は私でいい」そう、思えるようになりました。
天プロ合宿での変化

2.
冬合宿で初めて
「自分のことを話す」
という体験をした

自分に起きた変化でとても印象的だったのは、最初の冬合宿。
そこで私は大きな気づきを得ました。
それまでは、誰かに自分の話をすることがなかったんです。
でも、合宿で初めて自分の気持ちを言葉にしたとき、「私ってこんなことを感じていたんだ」と知りました。
その瞬間、しんどさが少しずつほどけていった気がします。
3.
自分を認めた分だけ、
作品にも深さが生まれた

以前の私は、「ただ綺麗な絵」「商品として売れる絵」を描いていました。
でも今は、「私の感情を表現した絵」を描きたいと思っています。
自分を認めた分だけ、作品にも深さが生まれる。
「作品を通して“自分”を見せていい」
そう思えるようになりました。
最近では、「海外で展示したい」と思うようになりました。
ニューヨークのMoMA、グッゲンハイム、ヨーロッパの美術館。
以前なら口にすることも怖かった夢を、今は「言ってみてもいい」と思える。
その変化こそが、私にとっての一番の“進化”です。
天プロで出会ったのは、技術やノウハウだけでなく、「自分を信じていい」という生き方でした。
4.
もしあの時、天プロに
入っていなかったら

もし天プロに入らずにいたら…たぶん、同じ場所でぐるぐる回ってたと思います。
でも、自分の中でぐるぐる考えてるだけでは見つからないことがあります。
誰かに導いてもらうことで初めて見える場所がある。
それが、私にとっての天プロでした。



