イベント企画プロデューサー/空間デザイナーとして、
ときどき個展の企画相談や設営アドバイスをさせてもらうことがあります。
個展は、単に作品を並べる場所ではありません。
アーティストにとっては、人生の一部を表現する場であり、その人の価値観や世界観を立ち上げる場。
開催する人によって目的や意味づけは違っても
「その人にとって大切な一度きりの特別なイベント」。
だから私は 個展は「お祭り」だと思っています。
成功のカギは「空間」
イベントは内容だけじゃなく、どこでやるか=空間がとても重要です。
開催する空間によって成功するかどうかが半分決まる、と言っても大げさではありません。
私にはちょっとした特性があり、
会場を見た時に「本番の光景」が脳内に浮かんでくるんです。
参加者がどんな風に空間に入ってくるか、その時どんな気持ちになるか――。
良い空間なら、頭の中でイメージがはっきり見えて「これなら盛り上がる!」と確信できる。そんな時はそのイベントは必ずうまくいく。
その逆もあって、浮かばないときはちょっと危ない。
そんな感覚があります。
だからこそ企画段階で関わらせてもらうときには空間選びにこだわりますし、設営のお手伝いをする際も「この空間で最高の体験を生むには?」とイメージして調整していきます。
今日手伝った個展のこと
今日は、友人アーティストの個展の設営を少しお手伝いしてきました。
今回の会場は、レンタルギャラリーなのにかなり個性的。
壁はニュートラルなグレーやベージュで整えられながらも、
飛び出したカウンターや小さな段差があって、建築そのものがオブジェのよう。
空間の切り取り方に面白さがあり、友人の作品の雰囲気にもとても合っていました。
ただ、最初に入った時の印象が少し弱かったんです。
そこで「入り口から一歩踏み入れた瞬間に伝わるもの」を強くしたいと思い、DMに使っている象徴的な作品を会場の“玉座”に移動するようアドバイスしました。
すると空間全体が一気に締まって、個展の世界観が立ち上がってきたんです。
「玉座を見極める」
私が空間を見るときに必ず考えることがあります。
それは「この空間を支配している場所=玉座はどこか?」ということ。
どんな会場にも「ここに何を置くかで全体が決まる」という場所が必ずあります。
そこに相応しい作品や要素を据えると、空間全体が自然とまとまるんです。
今日もまさにそれを体感しました。
空間と作品が出会った瞬間に、場が“お祭り”として立ち上がる。
それを目の当たりにできるのは、本当に嬉しいことです。
個展=お祭り
個展はアーティストにとって一生に何度もない大切な機会。
その人の人生や作品にふれる「お祭り」だからこそ、空間が放つ第一印象から余韻までを大切にしたい。
個展もイベントも、ただ要素を「並べる」だけでは空間は生きません。
空間のポテンシャルを引き出し、アーティストの大切な“お祭り”に仕立てていく。
それが、私がお手伝いできること。
そして、これからも挑みたい「HAPPYな空間づくり」です。




★今回お手伝いした友人アーティストの個展はこちら★
🌏 tamako☆ | 旅するお祭りプロデューサー/空間デザイナー
人生はお祭り!世界を旅しながら、お祭りやイベントに参加したり、ときには自分で創ったり。“世界がちょっと広がるワクワク”をシェアしていきたいな☆

tamako☆ |旅するお祭りプロデューサー




